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メインコンテンツにスキップ グローバルメニューにスキップ | フッターにスキップ メニューボタン 対象者別 入学希望の方 卒業生の方 地域・一般の方 企業・メディアの方 在学生 教職員 探す アクセス Language JP EN TOPHOT TOPICS西山 雄二https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/tmunavi/hum/humanities/15306.html 東京都立大学の「学び」を体験! ― 西山 雄二 #ミニ講義#人文社会学部 Profile 西山 雄二 教授  【教員紹介】 人文社会学部 人文学科フランス語圏文化論教室 キーワード フランス, 文化, 思想 フランスの社会・文化から学ぶ アメリカとは違うフランスの文化 日本ではアメリカ文化の影響が目立ちます。第二次世界大戦後に世界の覇権を握ったのはアメリカとソ連で、日本は資本主義陣営のアメリカから多くの影響を受けてきました。ただ、同じ先進国の中で、フランスは、アメリカとは明らかに異なる文化性や価値観をもっています。 フランスがもつ4つの特質 フランスの社会や文化における特質を4つあげましょう。まず、「論理性」です。17世紀にデカルトという哲学者が活躍し、人間が合理的にこの世界をとらえることができるという論理性をフランスに根づかせる端緒となりました。また、「批評性」も旺盛です。1789年のフランス革命以降、人々は国の体制を批判的に問い直し、革命を通じて何度も作り替えました。まさに「死にもの狂いの実験」を繰り返したのですが、その根底には強い「批判精神」がありました。さらに、フランスでは「社交性」も顕著です。移民や難民を受け入れ、彼らの文化を取り入れて、自国の文化を豊かに発展させてきました。ピカソやシャガールはそれぞれスペイン人、ロシア人でしたが、彼らの才能はフランスで開花しました。最後は「前衛性」です。フランスでは既成概念を打ち破る奇抜な出来事がしばしば起こります。夏のセーヌ川に砂浜を出現させるイベントがパリ市の主催で実施されるなど、日本では考えられない進取の気質があるのです。 優劣をつけるのではなく ここで大切なのは、「フランスのほうが日本より優れている」と主張したり、「両者のどちらが優れているのか」を競ったりすることではありません。日本は清潔で無駄が少なく、安全な国で、フランスより住みやすい面がたくさんあります。一方、フランスでは、ほとんどの大学の授業料は無料で、しかも給付型の奨学金が充実していますが、日本の大学の授業料は高く、奨学金制度も低調です。二者択一の二元論ではなく、それぞれの国の特質や欠点を比較して、社会のより良い未来像を考えることが肝要なのです。 フランスにおける「哲学」~大学入試と「哲学する」授業~ 大学入試の最初の科目は「哲学」 フランスの大学入試は「バカロレア」と呼ばれ、高校修了を認定する国家資格です。合格すると基本的にどの大学(フランスの大学はほとんどが国立)にも入学できます。バカロレアの初日の午前に行われるのが「哲学」の試験で、哲学がとても重視されていることがわかります。「物事を認識するためには、物事を観察するだけで十分か」といった命題に対して、小論文の執筆が課せられます。試験時間は4時間に及び、明確な論理展開で、自分の考えを表明することが求められます。 フランスの高校での哲学教育 フランスの高校3年生は、文系で週8時間、理系でも週4時間の哲学の授業を受けます。授業内容は、「人間とは何か」「愛とは」「自由とは」などの命題に対する議論が中心です。教科書はさほど使用されず、正解はひとつとは限りません。生徒は自由に考えたことを論理的に構成して、他者に伝える力を養います。教師は議論の展開を促すために、歴史上の哲学者の思想を参照し解説したりします。こうすることで、過去や現在の思想を単なる知識としてではなく、生きた言葉として提示し、学生らの思考の深化に役立たせるのです。現在のフランスの哲学教育は、1920年代に確立しました。数学にしても歴史にしても、学年が上がるにつれて、学ぶ内容はどうしても細分化されていきます。選挙権を得る18歳前後の高校3年の時期に、それまでの知識を総合し、社会の一員としての資質を養ってもらうために、哲学が活用されているのです。 「哲学すること」の教育的意義 日本の高校で、これほど深く自由に思索する機会はあるでしょうか? 歴史や倫理の教科書に、哲学者やその著書、思想の特徴などが出てくることはありますが、それらは「哲学についての情報」にすぎません。一方、フランスの哲学の授業は、情報を得るだけではなく、一人ひとりが「哲学すること」を目的にしています。日本では主体性や創造性の育成が求められますが、フランスの哲学教育の実践には大いに注目するべきでしょう。 高校生・受験生の皆さんへのメッセージ 私が所属している人文・社会系では、さまざまな文化圏の研究・教育が行われています。せまい日本だけの価値観にとらわれずに、いろいろな国から多様な価値観を学んで、柔軟な人間力をつけることができるのです。私はフランス語圏文化論の研究を専門にしています。学生の皆さんと、フランスに滞在する機会をもち、フランスという国の価値観に直に触れる機会もあります。これらが「人生が変わるほどの経験」になる場合も少なくありません。興味があれば、ぜひ一緒に学んでいきましょう。 夢ナビ編集部監修 教員紹介 教授 西山 雄二 人文社会学部 人文学科 フランス語圏文化論教室 人文科学研究科 文化関係論専攻 フランス語圏文化論分野 元のページに戻る Page top 大学について学部・大学院教育の特長研究・産学公連携国際展開・留学学生生活・キャリア入試案内キャンパス・施設案内ニュース・イベントHOT TOPICS教員紹介 入学希望の方卒業生の方地域・一般の方企業・メディアの方在学生教職員 お問い合わせ関連リンクサイトマップサイトポリシープライバシーポリシーソーシャルメディアポリシーWEBマガジンメトロノワ調達・契約情報 ©2024 Tokyo Metropolitan Public University Corporation Follow Us 都立大X 都立大Channel Open/Close大学についてOpen/Close大学の目的・使命学長メッセージ学長メッセージ <メディア>TMU Vision 2030Open/Close大学概要沿革組織図センター・機構学生数教職員数学則・規則施設概要設置認可申請書等東京都立大学の評価活動について数字で見る東京都立大学動画で見る東京都立大学シンボルマーク大学の校歌Open/Close教育情報の公表大学の教育研究上の目的・3ポリシー教育の3つのポリシー(学部)教育の3つのポリシー(大学院)教育研究上の基本組織アセスメント・ポリシー大学院(専門職大学院を除く)の学位論文審査基準授業に関すること成績評価基準、卒業・修了認定基準等メディア掲載Open/Close学部・大学院人文社会学部法学部経済経営学部理学部都市環境学部システムデザイン学部健康福祉学部Open/Close大学院 研究科・専攻一覧人文科学研究科法学政治学研究科経営学研究科理学研究科都市環境科学研究科システムデザイン研究科人間健康科学研究科大学院分野横断プログラム再編前の学部・大学院Open/Close教育の特長Open/Close革新的なカリキュラム基礎科目群教養科目群基盤科目群キャリア教育・インターンシッププログラム文理の枠を超えた履修推奨科目副専攻グローバル教育教職課程・学芸員養成課程文理教養プログラム学びのスタイル副専攻教職課程・学芸員養成課程教育基盤強化事業Open/Close教育改革推進事業首都大学東京 教育改革推進事業 FD活動都立大の教学IR ~Institutional Research~ベスト・ティーチング・アワードOpen/Close研究・産学公連携Open/Close研究センター、リサーチコア宇宙理学研究センター生命情報研究センター水道システム研究センター子ども・若者貧困研究センターソーシャルビッグデータ研究センター金融工学研究センター水素エネルギー社会構築推進研究センター医工連携研究センター量子物質理工学研究センターエネルギーインテグリティーシステム研究センター島嶼火山・都市災害研究センターコミュニティ・セントリック・システム研究センター言語の脳遺伝学リサーチコアサービスロボットインキュベーションハブリサーチコア(略称:serBOTinQ)高度研究東京都立大学 若手研究者等選抜型研究支援特別栄誉教授等制度・特別招聘教授制度共同研究・受託研究・学術相談・特定研究寄附金知的財産大学等発ベンチャー支援産学公連携スペース TMU Innovation Hub研究力強化推進プロジェクトローカル5G環境を活用した最先端研究都立大の先端研究に迫る傾斜的研究費一覧Open/Closeコンプライアンス・内部統制研究費の不正使用防止に対する取組(相談窓口・通報窓口の案内はこちら)研究活動の不正行為等防止に対する取組(通報窓口の案内はこちら)研究倫理利益相反マネージメント安全保障輸出管理Open/Close国際展開・留学多彩な留学制度/留学プログラムグローバル人材育成についてGlobal Discussion Camp(GDC)国連アカデミック・インパクト外国人留学生支援Open/Close国際交流協定協定校一覧(全学)(250KB)協定校一覧(部局間)(346KB)国際化基本方針国際化推進体制理学部生命科学科 英語課程 英語で学位が取得できるプログラムPickup!都立大の国際化 「東京都立大学ならではの体験ができる交換留学制度――異文化を肌で感じた記憶はその後の人生を変える」By 朝日新聞Thinkキャンパス広告記事Open/Close学生生活・キャリアOpen/Close学修サポート学生の修学支援主体的学修支援セミナーTA(ティーチングアシスタント)等Open/Close学生サポート学生相談室保健室ダイバーシティ推進室ボランティアセンター保険の加入学生課Open/Close施設の利用図書館連絡バス美術館の無料入場等学生寮などOpen/Closeキャンパスライフ学生広報チームpresents動画クラブ&サークルFIND YOURSELF AT TMU(2.2MB)都立大生の1日VLOG!理系・文系の学生比べてみたBy朝日新聞YouTubeチャンネル【土佐兄弟の大学ドコイク】Open/Closeキャリア・就職キャリア支援・各種サポートキャリア支援課大学院進学Pickup!キャリア支援 「1年次から履修可能な現場体験型のキャリア授業で、未来の自分を考える」By 朝日新聞Thinkキャンパス広告記事学費・減免制度・奨学金制度等Open/Close入試案内Open/Close学部入試アドミッション・ポリシー学部入試概要【2024年5月24日更新】外部英語検定試験の利用について(2025年度以降一般選抜)インターネット出願入学者選抜要項・学生募集要項入試Q&A一般選抜の入試結果【2024年5月27日更新】(133KB)多様な選抜の入試結果【2024年4月26日更新】(146KB)募集人員【2023年7月7日更新】(313KB)オープンキャンパス・説明会資料請求・お問い合わせ入学考査料・入学料・授業料Open/Close学部入試制度改正2024年度2025年度2026年度Open/Close大学院入試大学院のシステムアドミッションポリシー大学院入試概要大学院学生募集要項大学院進学後の進路状況入学考査料・入学料・授業料資料請求・お問い合わせ大学案内・大学院案内Open/Closeキャンパス・施設案内キャンパスマップCampus Gallery図書館光の塔牧野標本館交通アクセスエコキャンパス・グリーンキャンパス電力使用状況イベントカレンダー教員紹介 入学希望の方卒業生の方地域・一般の方企業・メディアの方在学生 お問い合わせ関連リンクサイトマップサイトポリシープライバシーポリシーソーシャルメディアポリシーWEBマガジンメトロノワ調達・契約情報 JP EN Follow Us都立大X都立大Channel

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